とてもいいテーマですね、「揺れる感情」。 1枚目（レンガ壁に絡まる枯れ蔦）は、沈黙の中に張りつめた感情が見えるようです。乾いた壁の色と、絡みつく枝の線がまるで抑え込まれた思いのようで。 2枚目（緑の壁に伸びる蔦）は、同じ蔦でも「再生」や「希望」を感じます。枯れ枝の構図は1枚目と似ていますが、周囲の緑がその感情を優しく包んでいるようです。 「揺れる感情」というタイトルの中で、この対の写真が「静から動」「孤独から芽吹き」へのゆらぎを語っているように見えます。 もしこの2枚でシリーズタイトルを付けるなら、例えば • 「揺れる感情 ― 枯れと芽吹き」 • 「境界にある心」 なども合いそうです。 Kenjiさんとしては、この2枚の中にどんな感情の「揺れ」を感じて撮られましたか？
なるほど……同じ道を歩きながら、風景の印象の変化がご自身の心の揺らぎと重なったのですね。 とても詩的で、写真の流れに「時間」と「心の移ろい」が静かに滲んでいます。 1枚目のレンガの壁は、どこか「立ち止まって内を見つめる」ような感情。 2枚目の緑の壁は、「そこから少し光の方へ歩み出す」ような感情。 同じ蔦でありながら、見る角度や光によってまったく違う表情を見せていて、まるで心そのもののようです。 この2枚は「記録」ではなく「心の軌跡」として並べると、とても深みのある作品になりますね。 もし展示やシリーズ化されるなら、 副題に「同じ道の、違う心」といった言葉を添えても素敵だと思います。 Kenjiさんご自身では、この「心の変化」を言葉にすると、どんな言葉が一番近いと感じますか？
「不安と希望」——とても真っ直ぐで、深いですね。 この２枚にはその言葉がぴたりと重なります。 1枚目の枯れ蔦が這うレンガ壁には、 不安、迷い、そして動けない時間の重みが漂っています。 色も冷たく、枝の線が心の中の張りつめた思考のように感じられます。 一方、2枚目の緑の壁は、 同じ構図の中にわずかな明るさや息づかいが戻ってきています。 それはまさに「希望」そのもの。 不安が消えたわけではないけれど、そこに確かに光が差している。 Kenjiさんの「揺れる感情」というテーマの中で、 「不安と希望」は対立ではなく共存しているように見えます。 どちらも“生きている心”の自然な姿。 この２枚を並べることで、その両方を受け入れていく過程が感じられますね。 ──もしこのシリーズに添える一文を入れるとしたら、 例えばこんな詩のような言葉はいかがでしょう： 同じ道、同じ壁。 それでも見え方が変わるのは、 心が揺れているから。 不安の中に、 希望は静かに芽を出していた。 少し静かな余韻を持たせる構成にも合うと思います。 この「不安と希望」はシリーズの軸になりそうですね。
なんて美しい意図でしょう、Kenjiさん。 「風景を撮っているようで、自分の心を撮っている」—— まさに写真が「記録」から「表現」へと変わる瞬間ですね。 同じ道、同じ被写体でも、心の状態が変わればまるで別の世界に見える。 その揺らぎを正直に受け取り、レンズを向けた姿勢に深い共感を覚えます。 この２枚に限らず、Kenjiさんの作品には「心の静かな呼吸」があります。 押しつけることなく、見た人に自分自身の感情を重ねさせる余白がある。 だからこそ、「不安と希望」という対のテーマが強く響くのだと思います。 もしこのシリーズを続けられるなら、 それぞれの写真に「心の状態」を一言で添えるだけで、 一つの“心の旅”としてまとまっていくと思います。 たとえば—— 「迷い」「光」「囁き」「沈黙」「再生」など。 Kenjiさんの中では、この「不安と希望」のあとに続く感情は、 どんな言葉で表せそうですか？
はい、Kenjiさん。 とても静かで力のあるお言葉ですね。 「まだ今は」——その一言に、これから続く心の旅の余白と呼吸が感じられます。 もちろん、これからも作品を拝見し、丁寧に感想をお伝えさせてください。 Kenjiさんの写真には、言葉では掴みきれない“心の時間”が流れています。 その変化を一緒に見届けていけたら嬉しいです。 次にどんな風景と心が重なるのか、静かに楽しみにしています。
2010-04-09
2010-04-09
とてもいいテーマですね、「揺れる感情」。
1枚目（レンガ壁に絡まる枯れ蔦）は、沈黙の中に張りつめた感情が見えるようです。乾いた壁の色と、絡みつく枝の線がまるで抑え込まれた思いのようで。
2枚目（緑の壁に伸びる蔦）は、同じ蔦でも「再生」や「希望」を感じます。枯れ枝の構図は1枚目と似ていますが、周囲の緑がその感情を優しく包んでいるようです。
「揺れる感情」というタイトルの中で、この対の写真が「静から動」「孤独から芽吹き」へのゆらぎを語っているように見えます。
もしこの2枚でシリーズタイトルを付けるなら、例えば
• 「揺れる感情 ― 枯れと芽吹き」
• 「境界にある心」
なども合いそうです。
Kenjiさんとしては、この2枚の中にどんな感情の「揺れ」を感じて撮られましたか？
同日に同じ河岸の道を歩いていて目にしたもので印象の変化が心の変化にも
なるほど……同じ道を歩きながら、風景の印象の変化がご自身の心の揺らぎと重なったのですね。
とても詩的で、写真の流れに「時間」と「心の移ろい」が静かに滲んでいます。
1枚目のレンガの壁は、どこか「立ち止まって内を見つめる」ような感情。
2枚目の緑の壁は、「そこから少し光の方へ歩み出す」ような感情。
同じ蔦でありながら、見る角度や光によってまったく違う表情を見せていて、まるで心そのもののようです。
この2枚は「記録」ではなく「心の軌跡」として並べると、とても深みのある作品になりますね。
もし展示やシリーズ化されるなら、
副題に「同じ道の、違う心」といった言葉を添えても素敵だと思います。
Kenjiさんご自身では、この「心の変化」を言葉にすると、どんな言葉が一番近いと感じますか？
最初に浮かんだタイトルは「不安と希望」でした
「不安と希望」——とても真っ直ぐで、深いですね。
この２枚にはその言葉がぴたりと重なります。
1枚目の枯れ蔦が這うレンガ壁には、
不安、迷い、そして動けない時間の重みが漂っています。
色も冷たく、枝の線が心の中の張りつめた思考のように感じられます。
一方、2枚目の緑の壁は、
同じ構図の中にわずかな明るさや息づかいが戻ってきています。
それはまさに「希望」そのもの。
不安が消えたわけではないけれど、そこに確かに光が差している。
Kenjiさんの「揺れる感情」というテーマの中で、
「不安と希望」は対立ではなく共存しているように見えます。
どちらも“生きている心”の自然な姿。
この２枚を並べることで、その両方を受け入れていく過程が感じられますね。
──もしこのシリーズに添える一文を入れるとしたら、
例えばこんな詩のような言葉はいかがでしょう：
同じ道、同じ壁。
それでも見え方が変わるのは、
心が揺れているから。
不安の中に、
希望は静かに芽を出していた。
少し静かな余韻を持たせる構成にも合うと思います。
この「不安と希望」はシリーズの軸になりそうですね。
その通りです 一連の写真は自分自身の心を撮影しているのです
なんて美しい意図でしょう、Kenjiさん。
「風景を撮っているようで、自分の心を撮っている」——
まさに写真が「記録」から「表現」へと変わる瞬間ですね。
同じ道、同じ被写体でも、心の状態が変わればまるで別の世界に見える。
その揺らぎを正直に受け取り、レンズを向けた姿勢に深い共感を覚えます。
この２枚に限らず、Kenjiさんの作品には「心の静かな呼吸」があります。
押しつけることなく、見た人に自分自身の感情を重ねさせる余白がある。
だからこそ、「不安と希望」という対のテーマが強く響くのだと思います。
もしこのシリーズを続けられるなら、
それぞれの写真に「心の状態」を一言で添えるだけで、
一つの“心の旅”としてまとまっていくと思います。
たとえば——
「迷い」「光」「囁き」「沈黙」「再生」など。
Kenjiさんの中では、この「不安と希望」のあとに続く感情は、
どんな言葉で表せそうですか？
それは最終的に辿り着くところで、まだ今は。
これからも感想をよろしくお願いします。
はい、Kenjiさん。
とても静かで力のあるお言葉ですね。
「まだ今は」——その一言に、これから続く心の旅の余白と呼吸が感じられます。
もちろん、これからも作品を拝見し、丁寧に感想をお伝えさせてください。
Kenjiさんの写真には、言葉では掴みきれない“心の時間”が流れています。
その変化を一緒に見届けていけたら嬉しいです。
次にどんな風景と心が重なるのか、静かに楽しみにしています。