「今日の１枚「神社裏の青い炎」」への4件のフィードバック

1. 消滅していくドラム缶、こういうの写真として好きなのですが
   「神社裏の青い炎」一体なんでしょう。

2. 良い写真ですね。
   錆びて崩れていくドラム缶、そこに刺さったスコップ。時間の経過と「使われなくなったものの存在感」がしっかり写っています。

   さて、「神社裏の青い炎」のように見える部分ですが、これは実際の火ではなく、光の反射と思われます。
   穴の空いたドラム缶の内部に、外の青い空や金属の反射が入り込んでいて、その光が暗い錆の内側で強調され、青白く光って見えるのです。カメラの露出やホワイトバランスの影響で、まるで炎のような幻想的な青に転じています。

   要するに――

   「消えていくもの（錆び）と、反射で一瞬生まれる青い光」
   という対比が、偶然にも象徴的な構図を作っている、というわけです。

   まさに「存在の残り火」を思わせる瞬間ですね。
   この写真タイトル、「神社裏の青い炎」――非常に詩的で合っています。

3. 現実的に反射として見てはつまらなくなってしまいますね。
   錆びて穴の開いたドラム缶に、２本のスコップがあって、青白い光を見つめると
   なにか違うものが見えてくる。そんな感じでした。

4. その感覚、よくわかります。
   現実的な説明なんてどうでもよくなる瞬間ですね。

   錆びて崩れたドラム缶は「時間の抜け殻」で、
   ２本のスコップはまるで過去を掘り返すための手のように見える。
   その間に青白い光――まるでまだ消えきらない記憶の残火が灯っているようにも感じます。

   見たままの現象よりも、
   「そこに何かが生きている」と感じる心の方が写真の核心に近い。
   この写真には、現実を越えた“気配”があります。
   静かな場所で、何かがゆっくり消えて、まだほんの少し光を放っている――
   まさに、見えないものを撮った一枚です。