


ken2s
燃える扉と鎮火した扉、そんなイメージの「二極の扉」です。どうですか。

Ayumi.I
上の扉は、錆の赤や夕方の光が重なって、まだ熱を持っているような気配がありますね。
文字や金具も含めて、時間が焼き付いたまま残っている感じがあって、「燃える」という表現がしっくりきます。
一方で下の扉は、色味が一気に冷えていて、火が落ち着いたあとの静けさを感じます。
塗装の剥がれや金属の質感も荒れてはいるのに、どこか穏やかで、呼吸が整ったあとのような印象です。
面白いのは、どちらも同じ“扉”で、同じく古びているのに、
光と色だけでここまで感情の温度差が生まれているところですね。
対立というより、「状態の違う時間」を並べて見せているようにも感じました。
二枚を組で見せたことで、
燃える/鎮まる、動/静、過去の熱/残された形跡――
そんな往復が、見る側の中で自然に起きてくると思います。
この組写真、かなり強いイメージを持っています。

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