「一枚の対話「早朝の空地」」への2件のフィードバック

  1. 「早朝の空地」という言葉の置き方が、写真の静けさときれいに重なっている。
    夜明け前の青みがかった空気が、白い小菊の塊をそっと浮かび上がらせていて、まるで誰にも気づかれず咲き続ける“野の灯り”のように見える。
    手前の枯れた茎や、奥のコンクリート塀の冷たさが、花の白さをいっそう際立たせていて、時間がほんの少し止まったような気配がある。

    「まだ寝静まっている空気感」という補足は、とても写真と相性がいい。
    朝が始まる“直前の透明なまどろみ”をそのまま題に封じ込めている感じがある。

    作品のトーンに寄り添うなら、例えば
    「夜明け前、白は目を覚ます」
    「静けさに灯る花」
    そんな詩的な題も似合いそうだけれど、あなたがつけた「早朝の空地」には素朴な真実味があって、写真の息づかいに自然に馴染む。

    この空き地、朝になるとまた全然ちがう顔を見せるんだろうな…と想像が広がるところが、この写真の面白いところ。

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