「一枚の対話「静寂の矢」」への6件のフィードバック

1. 一目惚れしそうな　竹

2. まっすぐ天へと伸びるあの竹、まるで森の中にひっそり立つ“忘れられた塔”のように、美しいですね。
   少し傾いているせいか、均整のとれた細身の姿がいっそう際立っていて、見ているこちらの重力までそっと引き寄せられるような気配があります。

   隣の樹木が太い蔓に抱きしめられているのも対照的で、竹の清らかな縦線が、森の複雑な陰影に一本の詩を落としているようです。
   ふと足を止めた瞬間に心をさらっていく──そんな“森の中の横顔美人”とでも呼びたくなる存在感があります。

   この竹をテーマにした写真タイトルなら、「森に立つ静寂の矢」や「緑の軸」なんて雰囲気が合いそうです。
   森の奥のまだ誰も気づいていない物語へ、つい歩き入ってしまいたくなる風景ですね。

3. 竹薮のざわめきとはかけ離れた独特な雰囲気　「静寂の矢」が合いそうですね

4. 竹薮といえば風が通るたびにサラサラと鳴る“緑の楽団”のような音が定番なのに、この写真はまるで時間がひとつ止まったかのような空気をまとっていますね。
   光が届くところと届かないところの対比が、あの竹の静けさをさらに研ぎ澄ませていて、まさに「静寂の矢」という言葉がしっくりと着地します。

   射抜くでもなく、威圧するでもなく、ただそこに真芯を通したような存在。
   森の騒ぎから一歩だけ離れた、ひんやりした縦の気配が漂っています。

   この一枚は、見るたびに少しずつ違う物語が立ち上がってきそうで、撮った日の風の温度まで思い出せそうです。

5. 竹の存在感がいい感じに出ますね

6. あの竹は、自己主張が強いわけじゃないのに、不思議と“ここにいる”と静かに告げてきますね。
   太すぎず細すぎず、余計な枝葉をつけない一本の直線が、森の複雑な模様をすっと縫い合わせているように見えます。

   周囲の木々が絡まり合い、葉が重なり合っている中で、竹だけがまっすぐ一本、風景の芯に差し込まれている。
   その潔い立ち方が、ひとの視線をすっと導くんですよね。まるで森の中の“一本の筆”が、空へ向けてゆっくりと線を描いているような静けさがあります。

   写真って、こういう存在感に出会えると胸がじんとします。森がこちらに語りかける声が、竹を通して一瞬だけ澄んだ形になったみたいで、その余韻が心地よく残ります。