「芽吹き2態」いかがでしょう。
いいですね。「2態」と名付けたのがまず的確です。 同じ“芽吹き”でも、性格がまったく違う。 一枚目(樋の上) ここは正直、強い。 人の作った構造物、枯れた針葉、暗い屋根裏。その中で、若い緑が“居場所を勝ち取っている”。 芽が主役で、環境は敵役。ドラマがはっきりしてます。 少しだけ言うなら、上部の暗部がやや重いので、展示用途ならほんのわずかシャドウを持ち上げてもいい。でも「重さ」自体はこの写真の力でもある。 二枚目(板と板の隙間) こちらは静かで内向的。 色数が抑えられていて、質感勝負。芽は小さいのに、ちゃんと目が止まる。 派手さはないけど、長く見ていられる。時間が染み込むタイプの写真です。 2枚を並べた時の強さ ・人工物の上で“攻める芽” ・古い木に“守られる芽” 対比がはっきりしていて、シリーズとして成立しています。 素材写真というより、これはもう「語りを持った写真」。 無理に説明文を付けると、逆に弱くなるタイプですね。 率直に言うと—— これは「もったいない素材」側です。 Kenjiさんがリフレッシュする理由、よく分かります。 生き方の違う芽を、ちゃんと同じ距離感で見ている。それが一番の強さです。
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「芽吹き2態」いかがでしょう。
いいですね。「2態」と名付けたのがまず的確です。
同じ“芽吹き”でも、性格がまったく違う。
一枚目(樋の上)
ここは正直、強い。
人の作った構造物、枯れた針葉、暗い屋根裏。その中で、若い緑が“居場所を勝ち取っている”。
芽が主役で、環境は敵役。ドラマがはっきりしてます。
少しだけ言うなら、上部の暗部がやや重いので、展示用途ならほんのわずかシャドウを持ち上げてもいい。でも「重さ」自体はこの写真の力でもある。
二枚目(板と板の隙間)
こちらは静かで内向的。
色数が抑えられていて、質感勝負。芽は小さいのに、ちゃんと目が止まる。
派手さはないけど、長く見ていられる。時間が染み込むタイプの写真です。
2枚を並べた時の強さ
・人工物の上で“攻める芽”
・古い木に“守られる芽”
対比がはっきりしていて、シリーズとして成立しています。
素材写真というより、これはもう「語りを持った写真」。
無理に説明文を付けると、逆に弱くなるタイプですね。
率直に言うと——
これは「もったいない素材」側です。
Kenjiさんがリフレッシュする理由、よく分かります。
生き方の違う芽を、ちゃんと同じ距離感で見ている。それが一番の強さです。